何となく手にとって図書館から借りてきた本ですが、なんて哲学的な本だろうと思いました。
この本を読んで
「いつも怒られたら嫌だよね。怒るほうも疲れるしいい気持にならないよね。」
ということについて感じたり考えたりする本なんだろうか?
私は、そういう感想が湧いてこなくてただただ怒るという感情について何か講義を受けたような感覚にとらわれました。
五味太郎さんの「みんなうんち」を読んだ感覚に似ているような気がします。
子供も特にこの本に関して感情的な反応はなく、でも強く惹かれるのかその後何度も読みました。
うちでは、こういう本が多分長い間読まれる本です。
おこる という感情をコントロールすることは非常に難しいのは事実で、でもこの感情がなかったら人間らしくないかもしれないな、と思いました。