韓国の昔話だそうです。
反抗期まっさかりといった様子のカエルくん。
お母さんの言ったことに対して、ことごとく反対のことばかりをします。
座ってなさいと言われれば立って、立ってなさいと言われれば座り、歌いなさいと言われれば黙り、静かにしなさいと言われれば歌うといった具合。
とうとうお母さんは倒れてしまい、最後のお願いは本心と違うことを言います。きっとカエルくんは反対のことをするだろうと予想して・・・。
楽しげな絵と、カエルくんの豪快な悪がきっぷりからは想像していなかった、切ない結末が待っていました。
雨の時にカエルが泣く理由がこれだと考えると悲しくなっちゃう。
娘と二人、ちょっとしんみりとして読み終わりました。