こどものためのじかんのほん、と副題のような表紙が気になって手にしました。近頃うっかり4年生の次男に「今、何する時間かな!?」「宿題、早くやっちゃいなよー」なんて小言が多い私。もうそろそろ自覚して欲しいなぁーと本当に時間の経つこと分かっているのかしらとの不安もあり、早速、読んであげました。(おそらく自分でも自覚があるものの、イヤな部類の本と思われそうだったので。)
1秒間ってどんな時間?しゃっくり1回する時間。ママにチュっほっぺにちゅっ。と、この数行で息子はニタぁーと不敵な笑みで私に近づいて来ました。(まだまだママ好きのようで)1分間ってどんな時間?1時間だと・・・・時の学習には凄くお勧め絵本ですし、また我が子のような分かっていても・・・・と言う場合にも良かったようです。また更には読んでいる私も改めて、時の長さ、時の大切さ、成長する子供にも育てる私側にも大事な時の共有に感謝出来る絵本でした。私がとても気にっているのはラストシーンで、「時が進む。でも 変わらないことがあるんだ。それは・・・・」この言葉で締められるとは思わなかったので、嬉しいサプライズでした。是非ちょっと反抗期の子に手こずっているそこの貴女、読んで聞かせてあげてみては。