図書館の新着コーナーにあったので借りてきましたが、どうやら前作もあるようで・・・、そちらを読んでからの方がもっと楽しめたのかもしれません。
カイとウーはとっても仲良しで、ほとんど毎日遊んでいます。
でも、「明日は遊べない」とウーが言いました。理由は他の子とハイキングに行くから・・・。
それを聞いたカイの心は、ぐるぐると締め付けられ始めます。
苦しくて苦しくて・・「ぼく なんかおかしい」。
初めての感情に戸惑うカイの様子が、かわいそうやら可愛いやらで、頑張れと励ましてあげたくなります。
「嫉妬」なんて重たい言葉で表現するのはちょっと早い・・でも寂しくてちょっぴり悔しいのは、そういうことなんですよねぇ。
ひろかわさえこさんの丁寧で可愛らしい絵も素敵な絵本です。