4歳の娘と読みました。
赤組と白組に分かれて争う運動会。
はくさいくんのいうとおり「正々堂々、戦いましょう!」と思いつつも、
それだけでは済まされない運動会のゴタゴタって、
やっぱりアルアル!
というのを、思い出した一冊でした。
楽しく参加することに意義があるのに とおもいつつ、
赤 VS 白 で競技以外のところでもなんだかギクシャクしちゃったり、
足をひっぱる人がちょっとイジメられちゃったり、
4歳の娘にはまだまだ無縁の世界ではありましたが、
運動会ならではの高揚感とゴタゴタ感は、とっても伝わったようでした。
と、娘が気になったのは、
「カボちゃんたちの運動会、おかあさんたち、こないの・・・?」
ほ、ほんとだ・・・!
家族がなぜかだれもいない・・・!
娘にとっては、運動会というのは競技よりも、
「かぞくが、がんばれーっていって、お弁当いっしょにたべたりする」
行事のようです(笑)。
確かにお母さんたちいないねー、
なんかちょっと寂しいよねぇ。とは言ったものの、
これだけのゴタゴタを描いてさらに家族までは、
ちょっと手が回らなかったんだろうと
オトナの事情を察しつつも説明できなかった私でした(笑)。