読み聞かせというよりはじっくりと楽しむ絵本だと思います。
表紙から始まった一筆書きで、裏表紙まで世界を巡ります。
翻訳本なので、表紙の題名の一筆書きは訳者の作品でしょうか。
でもよく出来ています。
世界を巡って、そこの生き物たちの様子が描かれていますが、
思わずたどりたくなってしまいます。
解説もたくさんありますから、じっくり時間のある時に読むことをお勧めします。
一筆書きでの表現という発想も見事ですが、
世界が一本の線でつながっている、ということを体感できるような気がします。
これはなかなかすごいことだと思います。