子どもってこうやって歩きます!
主人公のそら君はアスファルトに引かれた白い線の上だけ歩いて
下校することを思いつき、実行します。
途中トンボや、工事現場など様々な障害を乗り越えて行き、
自宅直前に最大の難関が・・・
息子は工事現場のページでそら君のとった行動に
「ずるい」とニヤリと笑って言いました。
でも、息子も同じように落ち葉を踏まずに帰るとか、
横断歩道の白を踏まないとか、道のひび割れは飛び越えるとか・・・
自分でルールを決めて楽しく歩いています。
そして、困った時は自分ルールを勝手に変更していきます。
主人公にとっても共感できたはずです。
最後の難関でそら君がとった行動を羨ましく思ったようで、
まねしたがっていました。
私もそら君が息子と重なってとても愛しく感じました。
途中アスファルト部分が消え、本当に白線を踏み外すと
崖から落ちてしまうように絵が描かれているページもあって
ドキドキも分かりやすく伝わります。