くたびれた、疲れた、もう出来ない、もう嫌だ・・・
そんなふうに思ったとき、この絵本を開いたなら
心がふっと軽くなるような気がします。
雪の中で迷った男の子が、
ふいに見つけた木のドアを開けると あたたかい暖炉がある。
暖炉の周りには動物たちもいて、男の子はすっかり安らいだ気持ちになり、
また日の光の中へ飛び出して行く・・・・。
物語としては、こういったあらすじなので
小さなお子さんには難しいかもしれません。
どちらかというと、大人のための絵本なのかなと思いました。
男の子が暖炉の前に座るところから、
リラクゼーション効果というか、セラピー効果というか、
自分の心がほどけるのを 確かに感じました。
「うまくいかない時には、ゆっくり休めばいいんだよ」
そんなメッセージが、伝わって来るようです。