最近、「こころのなかで、なにおもってる?」って、
時々聞くようになった娘。
「こころ」の存在に気付いたって素敵な成長ですよね。
さて、このお話のおおかみさんは、
友達を待ってる間のやきもき、もやもや・・・が苦しくて
なんと心を捨てちゃいます。
おおかみさんじゃないけれど、大人でも、きっと子どもでも
心を捨てちゃいたいくらい悲しかったり、恥ずかしかったり
そういう経験は訪れるものですよね。
他人から見たらたいしたことじゃないのに・・・。
でも、心があるから嬉しいんだよ、楽しいんだよ!!
と、友達のきつねさんが気づかせてくれます。
つらい時もあるけど、やっぱり心がないなんてつまらない。
自分の心と付き合いながら、家族や友達の心とも向き合いながら、
生きていけたらいいな。
二人が心を取り戻して喜ぶ場面に、じーんとしました。
4歳児にはそこまでの深読みはもちろんないけれど、
おおかみの喜怒哀楽に共感できたようで、
心配そうになったりほっとした顔になったりの娘でした。
この子なりに、何か感じてくれたかな。
小学生くらいになったら、改めて一緒に読みたい本です。
私個人的には、このシリーズのおおかみさんが
かわいくて、だ〜い好きです。