小さい子向けのおはなし会では、できるだけ一緒に参加できるような作品を
選ぶようにしています。
あかちゃんのおててえほん、と副題のあるこの絵本は、複雑な動作模倣の「ばいばい」を扱っています。
ということで、親子のコミュニケーションに役立てれば、
と読んでみました。
もちろん、一緒に真似してもらいました。
いろいろなキャラクターが登場して、「いってきまーす」「ばいばーい」と手を振ります。
「はーい」と手をあげてお返事するよりも、高度な状況把握ですよね。
繰り返し読んであげることで、赤ちゃんも何となくシチュエーションを理解できるのではないでしょうか。
あとがきにもありますが、この仕草は一種の自立。
立派になった、と喜びたいですね。
ちなみに、幼い頃の長男の「ばいばーい」の手の振り方は変わっていて、
ちょっと面白かったことを思い出しました。