表紙絵のカラフルな色に惹かれます。
ぴっぱぴっぱ?
小さな妖精だそうですが、とても愉快な響きです。
丘の上のレストランで、素敵な色を集めているんだそう。
「色を集める」という世界観が素敵です。
それも、身近なあんな色こんな色。
集め方も様々ですね。
注目は、あまり具体的なことが描かれていないこと。
カラフルで、具体的に描かれていますが、
何だか混とんとしていて、
ぴっぱぴっぱにせよ、色の加工の仕方にせよ、
全て読者の想像力にゆだねられている印象。
物語は淡々と終わるのであっけないですが、
ページを閉じた後、どこまでも続いていくような読後感です。
幼稚園児くらいからでしょうか。