コールテンくんは、おもちゃ売り場の棚で、誰かが自分をうちに連れて行ってくれないかなぁと待ちわびていました。
ある日、女の子がコールテンくんを買うことができなかったのをきっかけに、
コールテンくんは自分のズボンのボタンが取れていることを知り、ボタンを探しに行きます。
結局、ボタンは見つからなかったけれど、コールテンくんは、「友達」という大事なものを見つけることができましたね。
この絵本によく出てくるフレーズ、
「ぼく、ずっとまえから ○○してみたいなあって おもってたんだ」
というのは、子どもの心をよくとらえているなぁと思いました。
子どもには、してみたいけれど、今までやってことがないことっていっぱいありますものね。
男の子だけど、ぬいぐるみが大好きなうちの息子。
家にあるぬいぐるみたちと、ごっこ遊びをよくしています。
息子は、おもちゃ屋さんに行っても、
まだ「ここにあるものが、お金を払えば自分の家のものになる」ということが、あまりピンと来ていないみたいで、
あまり「あれ欲しい、これ欲しい」とは言いません。
まぁ、言ったところでむやみに買い与えるつもりもないのですが(^_^;)
いつか、本当に心から連れて帰りたい、コールテンくんのようなお友達ができるかな?