ミューズのCMでおなじみの絵。この本は私も今まで知らなくて、ただミューズのCMでなじみがある程度でした。たまたま他に探している本があってオークションで購入した際に、その本に一緒についてきた本です。初めは絵からして自分の好みではなく子供も気に入るカナと半信半疑でページを開き読んでみました。それが読んでみたら、すぐに気に入ってしまい、子供達も「読んで読んで!」と大騒ぎ。私が読まないと、自分達でページを開いて物語をある程度覚えてるようで、口に出して読んでいます。どこが一目で気に入ってしまったかと言うと・・・家の子供達と全く同じだから。この主人公の通りの悪ガキ!主人公のママの口癖も全く同じで、私自身言ってます。だからまさに共感できる内容の本なのです。でもこの本の最終のページはママがデイビッドをギュっと抱きしめる部分があって、とても子供への愛情が伝わってくるページです。読んでて私も思わず子供達をギュっと抱きしめちゃったくらい、本の物語に入り込んでしまいます。子供達は内容を聞いていて、私が同じ口調で怒っているので実感がわくよう。聞いていて、「これ僕達みたい!おもしろいね、怒られてるよ〜」なんてのんきに言ってます。デイビッドが悪さをする場面毎に、「これやっちゃいかんね〜。またママに怒られるね〜」と突っ込んでいます。それを利用して私も「そうだね、こんな事したらママも怒るぞ〜」なんて言ってうまく日常生活の中でのルールを教えています。本のタイトルを「デイビッド」よりむしろ家のワンパク坊達の名前を入れたいくらい。でもとっても大好きな悪ガキ達なんです。