すばらしい絵本に出会えました。
生まれつきの障害の為、右手の指がないさっちゃん、
幼稚園で、おままごとのお母さん役をやりたかったのに
お友達から『さっちゃんはお母さんになれないよ。
だって、手のないお母さんなんて、変だもん』
と言われてしまいます。
さっちゃんは幼稚園を抜け出し、自分の家に向かい
お母さんに自分の指の事を尋ねます。
もう読んでいて涙が溢れました、
次の日からさちゃんは幼稚園を休んでしまいます
その後小さな弟が生まれ、お父さんのすばらしい言葉!
そして喧嘩したお友達や先生が心配して家まで訪ねてくれたりしてくれたおかげで再び幼稚園に通い始めます。
お母さんが、嘘やごまかしをしないで
さっちゃんの病気のこと
一生指は無いままだと告げ
さちゃんもその事を受け止め前向きに生きていく姿勢が
とても感動的でした。
私の娘はまだすべてを理解する事は出来ませんが、
『おねえちゃん、指無いねー』
っと何かしら感じてくれているようです。
大人になっても読み返せる素晴らしい絵本との出会いでした。