年に一度は訪れている伊勢神宮。
背の高い木々に囲まれ、凛とした空気漂う聖域。
そんな伊勢神宮に、更に人の入ることが出来ない森があるということは知りませんでした。
神域として大切にされている森には、人の手が入らない森の生長と再生が繰り返されている。
勿論管理されている部分もあるのですが、清浄な空気がここからもたらされているのかもしれないと思うと、涼やかな空気の理由が分かるような気がします。
式年遷宮のためにも維持されている森が、これまでの長い時間を経た伊勢神宮を支え、これからの時間百年二百年先のことも見据えているのだろうと思われました。