何もかも意味不明な内容ですが、そこがたまりません。子供を未知の世界に引きずり込むような魅力があります。
最初の場面で、色々な動物がどこかに向かって進んでいるのですが、なぜなのかさっぱりわかりません。そこへ、ごきぶりが現れると、ゾウもライオンもクマも、どんな強そうな動物でも、震え上がります。気を失ったり、動転してわけの分からない行動に出たり。
私もそうなんですよね。夏が怖いと言ってもいいほど。
動物の国はごきぶり大王の支配に下りますが・・・、事件は意外な結末に。
子供はうんちの話が好きですが、これも同じかもしれません。タブーなものは、むしろ知りたくなる、読みたくなる。
子供と一緒に楽しみたい1冊です。