4歳2ヶ月の息子に読んでやりました。広げた毛布の上に座っておばあさんからいろいろなお話を聞くのですが、その毛布がだんだん狭くなっていきます。狭くなっていく理由は、毛布を毛糸として解いてしまい、必要なものをおばあさんが編んでいくから。おばあさんもそれしか方法がないから解いてしまうのですが、そういう気持ちって大切だな、と思います。そうしてだんだん小さくなってしまう毛布ですが、編んでもらっていることを知った人たちが、自分たちの不要な毛糸や毛糸で編まれたものをおばあさんにあげて、それらがまた毛布になっていく・・・。気持ちでつながっているあるコミュニティーのお話ですね。読んでいくうちに心が温まります。息子はそういうお話を聞いている様子がとても好きみたいでした。