これは、みんなでシチューを作る話。
それも、最初っからみんなで作るのではなく、小さなネズミがきのこのシチューを作るところから始まります。
あれこれ試しているうちに、おなべいっぱいになってしまったので、大きなおなべを借りにいくのです。
ところが、そこでも、いろいろなものを入れていくうちに、またおなべは小さくなり...。
こうなっていくと、次の展開は読めてくるのだけれど、次に何が入るのか?次はどんな動物のおうちになべを借りにいくのか?そこがわくわくするところ。
最後はいったいどんなシチューになるのでしょう?
秋のお話です。
どいかやさんの絵、そして暖色系の色使いがとても温かくてやさしい感じのする絵本です。
たくさん動物が出てくるのも楽しい。