クリスマスも間近なので、サンタ関係の絵本をと借りてきました。
ですが、子供と楽しむ明るく楽しいクリスマスのお話というよりも、しっとりと、幸せや優しさなどについて考えるような絵本でした。
クリスチャンでもないのにクリスマスを祝う私たち日本人には、『神の与え給う奇跡』は、やはりピンと来ません。
しかし、一人一人の心の中にあるいたわりや優しさを信じる事はできます。
少し前に 内田さんの「絵本があってよかったな」を読んでいたので、この絵本の少年が、幼き日の内田さんの心が形になったもののように思えました。
タイトルにサンタさんの文字はありますが、季節に関係なく、もっと精神的な話を考えたい時に読んで欲しい絵本です。