「さあ、いよいよあしたはいもほりえんそくです」「わーい」と会話文が続くおはなし。読み物の形をしていますが、小さい子でも読めるシンプルな構成の本です。
お芋掘りが雨で延期になり、仕方なくこどもたちはおいもの絵を描きます。お芋は何ページにも渡ってどんどんどんどん大きく描かれて、とてつもなくおおきなおいもになります。
そのおいもをヘリコプターで運び、プールに浮かべてふねにしたりしていっぱい遊び、最後にはお芋パーティーを開いて食べちゃうこどもたち。そんな子どもたちの素晴らしい想像力がそのまま絵本になっています。
シンプルなのになぜか動きのある赤羽末吉さんの絵が素晴らしいです。