狂言の『神鳴(かみなり)』をアレンジした作品だそうです。
内田麟太郎さんの文章の面白さはもちろんのこと、
よしながこうたくさんのど迫力の画面が迫ってきます。
失業中のやぶ医者が仕事を求めて旅している途中、
落ちてきたかみなりに遭遇。
腰痛のかみなりの治療のやり取りが面白いです。
で、腰痛に鍼。
治療経験のある私にとってはとてもリアリティを感じてしまいました。
(本物の鍼治療は痛くないですよ、ご安心ください!)
とにかく二人のリアクションのすごいことすごいこと。
狂言らしく、「くわばら、くわばら」などという言い回しも出てきます。
子どもたちには解説がいりそうが、すっと流しても雰囲気で理解してもらえるでしょう。
それにしても、このコンビ、最強です。