今日は、家庭訪問で、まさこ先生が、初めてぼくの家にやってきます。おかあさんが、きれいな格好をしているかなと気になってしょうがありません。そして、先生の自転車がやってくるのを確かめると、ぼくは、秘密基地に入って節穴からのぞくことに…
大好きな先生の前ではいいところを見せたいという気持ちが、切ないほどに伝わってきます。そして、秘密基地といっても、倉庫に、自分の道具をあれこれ運び入れて作ったので、まるで、部屋です。ぼくのお気に入りの空間のようで、とってもうらやましい限りです。
おかあさんたのむよ、と思いながら、最後に書かれた詩で、おかあさんへの気持ちが、とても素直に表されていました。