発行された年から毎年、6年生全クラスで読んでいます。
最初は、表紙からして見慣れないアフリカ人の少年の絵、村の人たちがたくさん出るシーンなどでひそかな笑いがおきることもありました。
これはもともとのクラスの雰囲気とか、その朝の様子によるので必ずではありません。
今日読んだクラスは、最初から集中していました。
笑いがおきたクラスでも、ヤクーバが狩りに出ると静かになります。
ライオンの問いかけの部分は、身を乗り出して聞く子が出てきます。
傷ついたライオンを仕留めて、村の英雄になるか。殺さないで、気高い心を持った人間として戻り、仲間外れになるか。
こんな究極の選択は、日本の子どもたちには起こらないだろうけど、勇気を出さなくちゃならないことはありますよね。
去年、読み聞かせを聞いたメンバーのお子さんが、家で「深いぃ〜話を聞いたよ」と報告があったと聞きました。
何か心に残ればいいなあと思います。