まだウチの子が4歳ぐらいの頃によく読み聞かせていました。
レオ=レオニの作品を私が好きだったことと、息子が表紙のねずみが気に入ったことで購入しました。
読んでみてちょっとびっくり! 「くわせもの!」「やくざ!」「いかさまし!」なんて表現が!! 私の聞きなれない、使い慣れない言葉だったので、子供にわかるかな?と思ったのですが、言葉の意味よりもゴロのよさに子供たちは笑っていました。
青いきのこが「クィルプ」と音をたてるのですが、ウチの子たちはこの音にすっかりはまりました!! 7歳になった子供にたまに読み聞かせると、私がこの本を選んできた時点で大喜び。 大好きな本らしいです。 「クィルプ」にも未だに大うけ!!
教訓の込められた本なのですが、ウチの子達にはそれ以上に言葉や絵に愛着を持っています。 でも、こんな捉え方でもいいかなと思っています。 たぶん、彼らはもっと大きくなった時、「この本、昔 好きだったな」って思って、またこの本を手に取って、「昔」 と違った捉え方をすると思うんです。 色々な面のある絵本じゃないかなぁ、と私は思います。