枕の形をした仙人様と、弟子の、敷き布団のしきさん、掛け布団のかくさんが、散歩をしながら、震えているものたちを暖かく包んでくれます。
まずは、表紙裏の、登場人物の説明から、笑えます。なぜか、枕の仙人様は、マシュマロが大好物。ちょっと最近食べ過ぎたかなと、運動がてら散歩に出かけます。
なんとまあ面白い設定です。
そして、お布団ならではの行動が、またまた面白くて、心が暖かくなります。表情豊かな登場人物を見ていると、読みながら、ついつい同じ顔になってみたり、次の展開を予想したりと、色々な楽しみ方ができるお話です。
『さんぽみちのまき』ということは、これから続刊が出るのでしょうか?とっても楽しみです。