ネス湖のネッシーのように、奥深い湖などには、かならず、昔から住んでいるものがいるという話があるもんです。
巨大な魚か、大なまずか...とにかく大きいもの。
なんだかわからない。誰も見たことがない。
だからこそ、人は、あれこれと想像を膨らませ、一度は見てみたいと思う。
そして、もう10年もここにいて、そんな怪獣を待ち望んでいた男が見たものは...
さすがです、長新太さん。
コケました、私。子供は無言でした。
「はい、おしまい。」
本を閉じた時、息子が一言いいました。
「お母さん、何だったの?」
うーん、何だったのでしょうか?なんか、笑えるような笑えないような、なんともおかしな後味。
何なんだ、こりゃ...って感じでしょうか?