スタイグの絵本はけっこう好きです。子供の心をよく読み取っていると思います。
縫子の娘という境遇は今どきはあまり身近ではないかもしれませんが、お母さんがちょっと困った時、自分が頑張って役に立ちたい!と思う子供の気持ちは万国共通だと思います。もうだめかと思うくらいの困難にもめげず、ちゃんとやりとげます。お母さんと一緒に歩けば普段はたいしたことない道でしょうが、吹雪の夜には大冒険だったはず。やりとげた後には何倍も大きく成長していることが分かります。
息子はまだ一人で出掛けられる年齢ではありませんが、自分のことのように思うのか、はらはらしながらアイリーンを見守っていました。