たいは、こうたとけんかした。
けりいれた。パンチした。とびかかった。
でも、こうたもつよい。
「もういやだ」とぼくがいったら、
こうたは「おわりにする」とかたをどついた。
この絵がいいですね。
主人公のたいの気持ちがよく伝わります。
けんかすると、悔しい。悲しい。泣きたい気持ち。
おかあさんにくっついても、この気持ちは晴れない。
こうたが「ごめんな」って謝ってもむしゃくしゃする。
けんかのきもちはおわってない!
人間、自分の心をコントロールするのは、本当に難しい。
でも、泣いてばかりじゃだめ。自分と向き合って前にすすまなくちゃね。
子供はちゃんとそれを分かっています。
こういう「けんかのきもち」をたくさん経験すると、
きっとあいこせんせいのような、気持ちのいい大人になれるんだろうなあ。