「かくれんぼう」は「かくれん坊」だったのですね。これは森の妖精でしょうか。かくれんぼうと森の仲間たちとかくれんぼできるなんて、なんてファンタジックなんでしょう。子供ばかりか大人までこの森の世界に引き込まれてしまいます。森の中は、暖かい金色の世界。1ページ1ページ、隠れているみんなを見つけていくのも楽しいですね。かくれんぼうのかくれんぼは、本当に見つけるのが難しいですよ。
ラストも、団地が昔、森だったというおにいちゃんの話で締めくくられています。空想なのか現実なのかその境があやふやなところがまたいい!。余韻を楽しみたいそんな絵本でした。