オープニングの文を読んでいるうちに、リヒャルト・シュトラウスの
音楽『ツァラトゥストラはかく語りき』が、頭の中に流れてきました(笑)。
大昔、その頃のひとびとは、恐ろしい怪獣たちと戦わなければなりませんでした。
このむかしのひとびとの生活の様子が、ユーモラスかつ詳細に描かれていて、笑いました。
各ページ、怪獣(恐竜の類に見えます)が、ひとびとを襲っています。
ところが、この怪獣、ジーーーーーーーーッと見ると、一部分が皆勉強部屋にあるものばかり。
頭がホッチキスになっていたり、足がコンパスになっていたり、角やシッポが鉛筆になっていたりと。
その怪獣の名前が面白いんです。
怪獣の描写は一部分を除いて(笑)、なかなか迫力があります。
一方、戦い逃げ惑う当時のひとびとの様子がコミカルです。
小学生くらいから楽しめると思います。
ラストのページを開いて、宿題に飽きた息子も、こんな想像の世界で遊んでたんじゃないかな?なんて思いました。
見返しも遊び心いっぱいです。