干支の本が読みたい。と5歳の息子が言った。保育所で教わって来て、順番に言えるようになったらしい。息子曰く、なんで干支に猫がいないのか、書いてある本が見たいということだった。
図書館で探してみると、この本が見つかった。しかし、この本は、そういった内容は書いていなかった。作者の言葉によると、干支の動物がなぜ選ばれ、どのように順番が決められたかは、わかっておりませんとのこと。
そこで、自分が子供の頃、コタツで祖父に聞いた話を思い出したので、それを話した。
むかしむかし、神様が動物たちに集合をかけた。そこで到着した順番に十二支の順番が決まった。ねずみは小さかったので、牛の背中に乗っていって、到着寸前に飛び降りて、一等賞をとった。また、ネコは昼寝をしていて気づかなかったが、ねずみはネコが嫌いなので、声をかけなかった。という内容だった。
まあ、そのうち息子自身が自分で調べるでしょう。
本の内容はというと、お正月のおせちりょうりの準備の様子がきれいにかかれている。年末のせわしなさと、大晦日の静けさが伝わってくる。子供の頃の年越し準備のワクワクした感じを思い出した。