「とけいの本」なんていうと、いかにも「学ぶ絵本」
知育玩具じゃないけど、教え込むことを目的にした本っていう印象でした。
でも、ちょっと開けてみると、ん?なんだか、楽しそう?
この本、とってもシンプルで、登場人物もかわいらしくって、そしてわかりやすくまとまっています。
ちびとのっぽ、短針と長針が、お散歩しながら、時間を教えてくれます。
でも、難しくはない。7時、8時、9時、10時・・・そして、半分だけすぎた1時半、2時半、3時半っていう2種類のパターンだけを、1ページずつ丁寧に説明してくれます。
半分まわったから、「はん」って言うんだよ、っていう説明なんかも、とってもわかりやすい。
そして、最後にね、もっと知りたい人は「2」を見てね、っておいう終わり方もいいですよね。じゃぁ、「とけいの本2」も見てみなくっちゃって気持ちにさせてくれます。