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戦争は、」 夏の雨さんの声

戦争は、 著:ジョゼ・ジョルジェ・レトリア
絵:アンドレ・レトリア
訳:木下 眞穂
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2024年04月18日
ISBN:9784000616393
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 5
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  • この『戦争は、』は、本のジャンルでいえば絵本にはいるのでしょうが、
    絵本と言い切ってしまうには躊躇いがあります。
    子供たちがその主な読者層である絵本ではないと思うからです。
    もっといえば、この世界を動かす大人たちにもぜひ読んでもらいたい、
    そんな作品です。

    文を書いたのは、ポルトガルを代表する文学者であるジョゼ・ジョルジョ・レトリア。
    絵は、彼の息子の画家アンドレ・レトリアが描いています。
    ここには物語があるわけではありません。
    「戦争は、」で始まる言葉の断片で綴られています。
    はじまりはこうです。
    「戦争は、日常をずたずたにする。」
    この言葉の前に数ページ、絵だけで進んでいきます。
    押さえた、やや暗めの色調の、どんどん怪しいものが大きくなっていく、
    そんな数ページにドキドキしてきます。
    でも、戦争はそういうことに気付かないまま起こってしまいます。
    そういう不穏さが最初の数ページに凝縮されています。

    「戦争は、憎しみ、野心、恨みを糧にする」
    戦争は、そんな言葉すら飲み込んでしまうように思います。
    「戦争は、」のあとに、どんな言葉を書くのか
    まるで試されているような絵本です。
    私なら、こう書きます。
    「戦争は、人の心を殺してしまう」。
    もし、あなたなら「戦争は、」のあとにどんな言葉を続けるでしょう。

    投稿日:2024/09/29

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