娘は一人っ子で、いとこのおにいちゃんおねえちゃんとも
歳がずいぶん離れています。日々、まわりの大人達から
かわいがられているので、だれかの「けらい」になるなどと
いう展開のこの物語がよくわからなかったのではないかなあ。
自分より強そうなものに対しては、ついへこへこして、
弱そうなものに対しては「けらいになれ」などと言うどうぶつたち。
たろうのたいどはいさぎよくてまっすぐで素敵ですね。
この先、娘がいろいろなお友達とかかわっていく中で
できればたろうみたいに明るく元気よく、かけひきみたいな
ものにも屈しない、自分の気持ちをきちんと言える子に
なろうとしてくれればいいなあと思います。