こいでやすこ作の「もりのひなまつり」に出てくるねずみたちが気に入って、ひなまつりの季節に関係なく、繰り返し読んでいる娘ですが、この絵本のメインキャラクターも3匹のねずみ。表紙の絵を見ただけで、もうわくわく。「とんとんとめてくださいな」と声が聞こえるたびに、娘はあわてて両手でドアを押さえ、ねずみさんたちといっしょにどきどきしながら、息を潜めています。そして、ドアが開き、かわいらしい動物たちが入ってくると、ほっと胸をなでおろし、また「とんとんとめてくださいな」の声で、ハラハラ。最後は、みんな、みんな笑顔になって、気持ちまでぽかぽか。とってもかわいらしいお話です。