「○○さん、△をとってください」
「どうぞ」
「ありがとう」
どうしても自分にできないことは、それができる誰かにお願いする。
誰かに何かを頼まれたら、気持ちよくそれにこたえる。
誰かに何かをしてもらったら、感謝の気持ちをあらわす。
人間が生きていくうえで欠かすことのできないコミュニケーションの基本が見事にわかりやすく凝縮された絵本だと思いました。
絵も子どもの目をひき、娘もすぐにこの絵本の世界に入り込みました。
3歳の娘にはちょっと遅かったかなぁと思いながら読んだのですが、理解したうえで楽しめていたようです。
私が「ありがとう」のセリフを読むと、娘が自然に「どういたしまして」まで自分で付け加えて読んでいました。これには脱帽でした。