森の中で動物達が集まって会議をしています。
意見が出ると「いいねぇそれ」って言ってみんなでそのつもりになる「そのつ森」
いろんな意見がでて、そのつもりになっていく動物達。
でも、りすが小さな声で「このままがいいとおもいます」って言うと、みんなはそのつもりになれません。
それぞれの意見を好き好きに勝手にしゃべり始めたところで
大きなウシが登場して、動物達は森の中へにげました。
最後、そのつ森がどうなったかは各自の想像の世界です。
読者にゆだねられたラスト、読み終わってからいろいろ話ができるのでいいなぁとおもいます。
荒井良二さんの描くキャラクター達もとってもかわいいし、
森の雰囲気も緑豊かな感じがすごく出ていて素敵です。