私の友人の娘さんは、お風呂が大嫌い。
それもハンパじゃない。
夕方になると、機嫌が悪くなる。お風呂の時間が近づくにつれて、ひどくなる。
友人は、毎日憂鬱そうでした。
お風呂嫌いさんって、結構多いのですね。
友人は、わらをもつかむ思いで、娘さんの大好きなノンタンの絵本にかけることにしました。
もちろん、読むだけではありません。
お風呂にお人形を持ち込み、絵本のとおり、泡で包んで、
「この鼻だーれだ」「このしっぽだーれだ」と実演を繰り返すこと、一週間。
ようやく、彼女は、ブルーな夕方の時間から、開放されたそうです。
本当におそるべし、ノンタンの力!
しつけ絵本かもしれませんが、絵本だって本の一種です。
何かを学び取ってもいいはずですよね。
ノンタンの絵本は、リズムがよく、読むほうも心地よいです。
それと…覚えやすくて、多少体調が悪い時でも、そらで暗誦しているので、文字を追わなくてもよいのです。
うちの家では、私のお助け絵本でもありました。