つららに視点を合わせたお話です。
今年初めてつららを知った娘にぴったりと思い、図書館で借りてきました。
我が家のほうでは、つららなんて滅多に見ることはないので、こんなふうに観察したこともありません。
春がまだ遠いときには、つららから溶ける水の音が『ぽーーーーーーっとん』
だんだん春が近づいてくるにつれ、『ぽっとん ぽっとん ぽっとん』
なるほど、考えてみればすぐ分かることなのですが、作者の目の付けどころに感心してしまいました。
雪国に住んでいるとこんなふうに春が待ち遠しいんだろうなぁ。春を今か今かとわくわくしながら待つ気持ちがよく伝わってきます。
春が待ち遠しい季節にぴったりの絵本でした。