ポーランドの絵本なので、絵がなかなか見たことのない作風です。
驚きなのは、この作品が1965年の作品で、日本での初版が1969年だということ。
今回、読んだのは何と100刷のものでしたので、良いものは読み継がれていくという正に実例かと思いました。
何といっても、このしずくの絵がとてもシンプルなのですが、懐かしくてたまりません。
おそらく、子供の時分に読んだことがあるのではないかという気がしています。
そして、そのストーリーですが、しずくの旅を描くことによって、水がどのように循環しているのかを分かり易く教えてくれます。
基本的に科学の絵本と言えますが、全く子供を飽きさせません。
小学校低学年の必読書と言えるかも知れないと思います。