よく読んでいた絵本を母親が大事にしまっていてくれていました。一つ違いの妹と、「そうそうこれこれ、このめんどくさいが大好きだった」と、しばし幼い頃にタイムスリップ。
めんどくさがりの男の子が、きばがはえたからオオカミの子になりなさいとお母さんに言われて、オオカミのこになり、つのがはえたから鬼の子に、しっぽがはえたからトロルの子にと、次から次へとお家が変わるのが、幼い頃の私には衝撃でした。
子どもも気に入ったらしく、2歳の甥っ子から上のお兄ちゃんまで仲良く聞いています。
しかし、このめんどくさいさいのものぐさぶりといったら、子ども心にあきれてしまいました。こういった子どもの様子を見事に書いているのに、大人になった今感心します。