「子うさぎましろのお話」の作者、佐々木たづさんの処女作であることを、はなびやさんから教えていただきました。
「ましろ」もそうですが、このお話に出てくる子だぬきが、実に“子どもらしい”子どもで、思わず抱きしめたくなります。
それを見守る佐々木さんの温かいまなざし。
佐々木さんの人となりが伝わってくる、読み終わって心がほんわかする、素敵なお話です。
最後、萩の花を頭に挿した子だぬきの後ろ姿が、なんとも可愛らしいです。
お恥ずかしながら、2回出てくる「赤とんぼ」の歌を、「夕焼け小焼け」と勘違いしてしまい、2回とも最初から歌い直しました。(汗)