高畠純さんの講演会に行く前に購入しました。
シリーズで出ているとの情報も得て、読んでみたら、すっごくおもしろかったです。
シリーズは、二冊しかないようなのですが、ぜひ続きも書いてほしいなと思いました。
お話が、奇想天外で先が読めず、息子と共に所々クスリとしました。
しろくま兄弟が、人間の言葉を話せて、街中で住むという展開、あり得ないけれど、おもしろかったです。
理由を読むと、不思議に納得できてしまいます。
おもしろさの中に、なぜか少し悲哀も感じてしまいます。
しろくまのぬいぐるみを着た人間ということになっているのですが、いつかばれるのではないかと、ハラハラしました。
弟のカールがとても知恵者で、兄のマルクは天然系、このコンビのやりとりに笑ってしまいました。
高畠純さんの絵もとてもマッチしています。
おしゃれで軽妙な感じが実にいいです。シリーズ二冊目の「やっぱりしろくま」も早く読んでみたいです。