ありえないほど長いへびのおはなしです。
特に「あたまをみたおとこのこが しっぽをみるときはおじいさん」という時間の経過で長さをあらわしている表現にやられました。
絵もリアルでなくかわいらしいので、へびだけどかわいい感じで読み進められます。
ながいへびの表現で最後のページまでいくかと思いましたが、期待していた以上にストーリーもありました。
あたまとしっぽがお互いを心配して思いやり、会いに行こうと展開していきます。
あたまとしっぽは何かをあらわしているのか?はたまた、ただあたまとしっぽなのか?ということを考えながら読んでいました。
でも、深く考えなくてもとても面白い本だと思います。
ただ、長さをあらわす表現が時間の経過であるページは、小さい子にはちょっと理解しがたかったかもしれません。