表紙の美しい壷。
蓋をあけると、そこは不思議な世界。
広い広い海に、ひと(1)つの島がありました。
島には、ふた(2)つの国がありました。
それぞれ国にはのみっ(3)つの山がありました。
みっつの山には、それぞれによっ(4)つの城がありました。
どんどん、数字が増えていきます。
じゃ、全部でいくつあるの?
計算で出すことはできても、では、それがどのくらいの数になるのか。目で見えるものなのか。その数字の表す大きさとはどのくらい?
何かに例えることによって、そういうことなのかと、改めて実感できることができます。
例えられても、ぴんとこない世界でもあるのですが、数学をうんと身近に感じることができる一冊。美しい数学の世界へ、入っていくことができるでしょう。