兄弟っていうのは、なんだか不思議な関係。
友達のようで友達じゃないようで、敵の時もあるけどやっぱり仲間。
そんな感じでしょうか。
「○○君なんて大嫌い。」
うちの娘もたまに言うけれど、それでもふと見ると仲良く遊んでいるのね。不思議。
このお話も、そんな兄弟の「妙」をよくとらえていると思う。
弟なんていらない、と姉は弟を売りに出かける。でも売れない。いらない、いらないといわれているうちに
「弟だってこんないいところがあるのよ。」
って擁護のほうにまわっていく。
嫌いだけど好き。好きだけど嫌い。そんな感じがよくわかる。
そうそう、って顔でにんまりしながら子どもも聞いていました。