日本の赤ちゃん絵本と言われる本の中には、オノマトペを使ったものが多いことから、そんな本を中心に読んでいる時期がありました。
赤ちゃんのいるご家庭にも人気があるというこの絵本も、読んでみると「とっとっとっ」「ぺたぺた」などというオノマトペができます。
棒読みではなくて、朝の食卓の風景を思い描きながら、読み聞かせをしたら楽しそうな絵本だと思いました。
確かに冷蔵庫は四角で、絵本の開きをそのまま冷蔵庫に当てはめたところが、今までにあってもおかしくないのに、これまでなかったということで斬新な感じがしました。
子どもたちが冷蔵庫を自分で開け閉めできるようになるまでには、赤ちゃんから何年かかかると思いますが、そのまでの間、この絵本が冷蔵庫を開けるわくわくした気持ちを疑似体験させてくれそうです。
お話会で読んでみたら、子どもたちはどんな表情を思い浮かべることでしょう。
今からその日が楽しみな絵本です。