「ウィロビーさんのクリスマスツリー」
日本では「おおきいツリー、ちいさいツリー」というタイトルです。
1963年に刊行された絵本である。
読み終わった後に知ったのでまず驚きました。
なぜなら私は新しい絵本だと思ったからです。
挿絵が温かみがあり、とっても素敵な絵本です。
モミの木を題材にした、ちょっとしたくりかえしの絵本です。
「こどもはクリスマスツリーって本物のモミの木を使うの?!」
と驚き、それと同時に、もみの木の先が木の全体と似ているところを
知ったようです。どんどん短くなってもどれも素敵なクリスマスツリーに
なるところが不思議なようでした。
「みんなクリスマスツリーができて良かった!ウィロビーさんの
大きなツリーとねずみさんの小さなツリーどれもいいなぁ〜」
と、読み終わった後、話してくれました。
それぞれの家に訪れる幸せ、クリスマスってとっても素敵な
行事ですね。この絵本ではサンタクロースは登場しませんが、
なぜクリスマスにモミの木なのかなど、話すきっかけになりました。
日本ではツリーといったら人工的なツリーですが、木を伐りだして
飾るということや、クリスマスってどうしてやるのだろう?という
話もできました。
40年以上も長く読み続けられている絵本。毎年のように
このレビューが書きつづられるといいなと思います。
絵本を通して、メリークリスマス!
とても素敵な絵本に出会えました。