人はみかけじゃないんだよって、よく聞きますが、犬もそうですね。
そのことをよくわかってるのは、大人ではなく、子どもたちでした。
この本を読むと、偏見だらけの大人の姿を客観的にながめることができ、我ながら反省させられました。
コートニーの本当のよさを知っている子ども達は、きっと心がきれいなんでしょうね。コートニーの内面の輝きを察知できる能力は、子どもだけが持っているものなんでしょうか。もしそうならば、ずっとその力を失ってほしくないなあと思いました。
クラスで読みきかせするには、絵が小さいかもしれませんが、バーニンガム氏の絵は優しくて心が安らぎます。ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたいです。