怠け者のエメーリャが釣り上げたさかなは願いをかなえてくれる不思議なさかな。
願い事がかなうと知ってエメーリャは好き勝手な願い事をします。
周りにかなりの迷惑をかけながらも、しまいにはお城の主になってしまいます。
お姫様まで思い通りにしてしまいます。
どこかでしっぺ返しが来るだろうことを期待(?)した私を裏切ってハッピーエンド。
ここまで願いがかなってしまと、自分としては悔しい作品です。
また、終わるごとにエメーリャが暖炉の上で横になるのは何かの象徴でしょうか。
スピーリンの絵は素晴らしいのですが、話が話なので皮肉っぽくみてしまいました。
楽しいお話ですが、疑問符がいっぱい。
かくして絶版状態なのでしょうか。